柳ヶ瀬舞の日記

日記などの備忘録

まどろみの精神科⑦入院17日目「退院後の展望」

入院17日目の朝を迎えた。ここ数日は午前中仕事や執筆をしている。入院中に言うことではないけれど元気です。むしろ早く退院したい。主治医のK先生に退院はいつですか? とせっついています。

毎日の朝の回診と夜の回診、週一回の教授回診と主治医との面談そしてケース・カンファレンスを経て、ADHDと無事診断がくだりました。さすが大学附属病院で診察の回数は多いです。
思ってみれば忘れ物が多く母にはよく𠮟られていたし、失くし物も多かった。時間は守るけれどもむしろ時間を気にしすぎて早めに行動しすぎている自分……。思いあたる節がありすぎる。ADHDと診断されてなんとなーく納得。投薬治療をするまでもないかなあと思ったけれど、いま以上に集中できるかもよと教授に言われADHDの治療もすることに相なりました。ADHDの気になる症状はだいたい自分のなかで気遣いをしているので。

治療といっても精神疾患は投薬治療が主なので薬を飲んで副作用がないか、相性は悪くないか確かめるための経過観察が終わったら退院かなと退院予定日から逆算しています。ということで退院は目の前です。ぴーす。

あと気になっていたのが甲状腺の炎症。入院前首周りに発疹ができていたからその影響かなあと思っていたのですが無事ただの炎症とわかり、ほっとしました。バセドウ病だと治療も難しいしこれ以上治らない病気が増えるのは嫌だなあと思っていました。

 

無事病気も増えず、退院ができそうです。やったー。
看護師さんも優しいし、医者は丁寧だし、ごはんも美味しいし文句なしの入院でした。10代の頃の入院に比べると極楽です。整形外科に入院したときは血管が細くて5回くらい針を刺されたけれど今回の入院は何が何でも採血は1回で済ませるという看護師さんの気概とは迫力を感じました……。10代のころの入院は枕も持参していた記憶がある。
あと退院したらカウンセリングも受けたいなあと思っています。臨床心理士さんが週一回病棟に来て入院している患者さんたちの話を聞いてくれる時間があるのですが。私の過去の一部をきちんと言語化したいなあと思っています。だいたいのことは言語化できるし、むしろ言語化して納得するというのが私のプロセス。それがうまくできない部分があるのでこれを機にちゃんとしたいなあって思いました。あと生理が2日で終わってしまうので婦人科にも行かなくては……。
退院してもせっかく作ったペースを乱さないように過ごしていきたいなあと思っています。